
無川唯は、クラスメートに誘われて立海で最近流行り出したという占い遊び『こっくりさん』に参加していた。
そして占いの途中で不可解な出来事に遭遇することになる。
恐怖に怯え何も出来ない彼女たちの前に突然現れた仁王雅治は初めこそ傍観に徹していたが、唯の様子を観察する内に行動を起こす。
こっくりさんを行った翌日。
唯を除いたクラスメートは、当時の記憶を何故か無くしていた。
一体何が起きたのかと手がかりを求めて空き教室にやってきた唯は、そこで再び仁王と出会う。
そして彼から一方的に三つの質問を受けることになるが、次の質問に進む度にその内容は謎めいたものになっていく。
切原の呼びかけによって放課後の教室で密かに集まっていた丸井、ジャッカル、国舘は、今まさにこっくりさんを始めようとしていた。
切原が期待する通り順調な滑り出しでそれは始まったのだが、偶然にも忘れ物を取りに教室へと訪れた唯が、彼らの前へと姿を見せたことにより事態は急遽一変する。
仁王の思いつきで除霊力があると丸井たちに勘違いされた唯は、仁王の思惑通り、彼らと一線を引く言動を取る。
しばらくは霊を見ること以外、唯は今まで通りの日々を送っていた。
ある日、制作に励んでいた彼女は水に映り込んだものの姿を見る。
そして、その日を境に彼女は学校を休むようになる。
仁王に現在立海で起きていることについて、知るか知らざるかの選択を迫られた唯は、自分の身を護るために話を聞くことを選択する。
彼女は仁王の家でこっくりさんの本来の姿についての説明を受けるが、仁王はそのこっくりさんを立海で流行らせた人物がいることを指摘し、唯に警告を発する。
仁王から彼が校内に張ったという結界の存在と、少し前にそれが恐らくジョーカーの手によって破られたという話を聞いた唯は、彼からジョーカー探しの協力をお願いされ彼女はそれを快諾する。
それから数日して課題のために図書室へ来ていた唯は、そこで、突然、柳生に話しかけられて……
城咲から出展予定の作品について描き直しをアドバイスされた唯は、複雑な思いで絵の手直しをしていた。
ある日、部員である二年生の佐竹から生徒会に呼ばれていることを知らされ、生徒会室へ向かう。
そこで待っていたのは柳と真田であり、更に幸村までが姿を見せ、彼女に思わぬ依頼を持ちかける。
引き裂かれた唯の絵の前には、カッターナイフを持った丸井が立ち尽くしていた。
彼にかかった嫌疑を払うため、唯はテニス部のレギュラーたちと真犯人を探すことになる。
絵が裂かれた当日のそれぞれの行動について再現を行っていたが、その最中、切原の行方が突如として分からなくなってしまう。
部活中に倒れた幸村が入院する金井総合病院へと見舞いにきた唯は、そこでジャッカルを通して丸井の弟である翔太と、宮沢賢治が好きだと言う入院患者の実と知り合う。
その後、実が亡くなっていたことを知った唯は、彼が発した言葉の矛盾に疑問を抱き、ジャッカルと共に実に関して調べ始める。
突然の退部について仁王の真意は分からぬまま、テニス部は夏の合宿に入った。
横断幕の一件からその合宿に思わぬ形で参加することになった唯は、ジョーカーからトランプを介して接触を受ける。
ところが、彼女以外にもトランプを受け取った人物がおり、ジョーカーの思惑は少しずつ広がりを見せ始めた。